本日のアニメ 第二回「月刊少女野崎くん」

こんにちは。かんみかんと申すものです。
(更新日未定とか言っておきながらこうやってすぐ更新したりします。これがほんとの不定期。)
このブログでは、不定期におすすめのアニメを紹介していきます。

第二回の本日は「月刊少女野崎くん」です。2014年の作品でありながら、最近もよくTwitterのトレンドで見かける人気作ですね。

かんたんなあらすじ
恋する女子高生、佐倉千代。彼女はついに思いを寄せる男子、野崎梅太郎に告白を決意。しかし告白の返事はもらえず、代わりに差し出されたのは思いもよらないものだった。実は野崎くんは月刊誌で連載する少女漫画家だったのである。さまざまな勘違いから千代の奇妙な学園生活が広がっていく。

ブコメ作品ではあるのですが、高密度でボケとツッコミが繰り広げられるので、実質的にはほぼコメディのみと言っても過言ではありません(笑)それもそのはず、原作が四コマ漫画の形式なので、単純に一ページごとに「オチ」があるのです。アニメになる際はそのテンポ感を再現するためなのか、プレスコ方式、つまり演者の声を先に収録してそれに作画を合わせるという制作をされたそうです。ゲラゲラ笑えるポイントが計算されているのですね。

少しずれましたが、内容に触れていきましょう。原作者の椿いづみ先生が少女漫画出身ということで、漫画制作の描写には説得力を感じます。ヒロイン、マミコとイケメン鈴木くんの恋を描くという、王道ストーリーが紡がれていくのですが、野崎くんの発想でよくわからない方向性に走ってしまうこともしばしば...。恋愛描写は丁寧に描かれており、作中でも多くのファンを獲得しているようです。しかし、それを描いている本人や周りの人たちにはひっっとりもカップルが生まれません!ラブコメ作品で少女漫画を扱っているのに、関係者はあまり恋愛してないというところに、業界のブラックジョークのようなものを感じます。考えすぎかもしれませんが...。

続いては個人的に思う魅力について書いていこうと思います。
一番は先ほどのギャグのテンポ感だと思っています。この作品特有のテンポ感は、劇中はもちろんですがオープニング映像にも顕著に現れています。「見ていて楽しいオープニング」を丁寧に描いており、作品の面白さを1分半におさめた、敢えて言うなら紹介PVのような構成がとても好きです。これが毎話流れて物語に寄り添えているのは、作品自体のテンポ感とマッチするからだと感じます。もちろん曲もポップで楽しい楽曲ですので、Youtubeに上がっている公式動画だけでもチェックすることをおすすめします。他には、作画、劇伴、最終話のアニオリ描写など好きな部分を挙げるときりがありません(笑)なにも考えずに爆笑しながら見るもよし、微妙に(本当に微妙に)変化していくキャラの関係性に注目しながらにやにやするのもよし、いろんな楽しみ方ができる作品だと思っています。


本日はここまでです。この作品の魅力が届いているとうれしいです。1クールで完結する作品ですので、気軽に視聴してみてはいかがでしょうか。(某はたらく魔王さまのような例もありますし、実はまだ二期を期待しています)最後まで読んでいただき、ありがとうございます。